日本人配偶者の方が生活保護を受けている場合、外国人配偶者の方はビザ取得ができるか否かの問題があります。結果から言うと、「ハードルが高くなる(相当難しい)」という判断になります。キッパリ『不許可』という訳でもありません
配偶者ビザの重要ポイントは、こちらでも示している通り、「婚姻関係があるかどうか」「日本で生活していく資金力があるか」ということ。
生活保護の受給=「資金力がない」と判断せざるを得ない状況です。つまり、生活保護受給をせずに生活していける状況にしなければなりません。
ではこの問題をどのように解決していくかというと、「現在は生活保護を受給しているが、就職先が決まっており、今後は安定した収入が見込め生活保護を不要とする」場合や、「家族、親族から定期的な金銭的な援助を受けられ、生活保護を不要とする」などです。
このような対策をとれば、許可となる可能性があります。しかし、あくまで“可能性”なので、生活保護を受けていない方と比較し、ビザ取得のハードルが高いことには変わりはありません。